QuestNotes開発ブログ

MMOTRPG「QuestNotes(クエストノーツ)」を開発しています。不具合や要望があればぜひご一報ください。 

年末の大掃除

今年も早いもので一年が終わりました。。。
年末と言えば大掃除で、QuestNotesでも大掃除として、古くてなった実装を取り除き、新しいフレームワークに乗せ換えをしていました。

「ただ生活しているだけで悲しみはそこここに積もっていく」、とはよく言ったもので、運営型ゲームは単純に維持していくだけでも、世間はいろいろ変わっていってしまいますし、古くなったり壊れてしまう部分あるので手をかけてあげないといけないので、生きてるだけで偉いという言葉を実感します。。

作業内容的には旧通常版から通常版への移行ぐらいのインパクトはあるので不具合がありましたらご一報ください。。

回顧録

以下のフレームワークを削除しました。

WCF

.NET5からはしごを外されてしまって残念ではありますが、このフレームワークがなかったらオンラインゲームを創ろうとは思っていなかったので、きっかけを作ってきれたライブラリでした。(派生したWCFDataServiceをどうするかは検討中です。。)

WinRT

これもいつの間にか歴史の闇に消えてしまった(?)。。。癖のあるプラットフォームでしたがこれもなければ今のタッチ版は存在しなかったので思い出深い軌跡の一部です。

EF6

これを切り替えるのが一番苦労しました。。。(移行先のEFCoreと互換があるように設定するための挙動確認作業が辛かった。。ともあれパフォーマンスはよくなるらしいので期待しています。。)

しがらみや負債が増えていくなか、こうして開発を進め続けられているのも支援してくださっている方はもちろん、楽しんでいる声を見かけることが何よりのモチベーションになっています!

(今年はなんとアドベントカレンダーまで作成いただき、毎日の楽しみにさせていただきました!どれも素敵な記事になっているのでぜひ一度見てみるのをおすすめします!)
adventar.org

変わっていくことは大変でもあるのですが、変わっていくことで良くなる点や新しくできることが増えたりもするので、これらかもQuestNotesは変わっていくかと思いますが、引き続きよろしくお願いします。

今年一年ありがとうございました。
良いお年をお迎えください!

アクティブシーンまわりのUI調整

もう2022年が終わろうとしている。。。
ポケモンとW杯が落ち着いたらもう少し作業に集中できればと・・・
ともあれ今月の更新です!

アクティブシーンまわり

QuestNotesは良くも悪くもクセのある戦闘システムになっていると思っているのですが、そのわかりにくさを軽減できればと思いいくつかの施策を試みました!

詳細カードの表示


ステータスの英単語記載なのですが、イメージを伝えやすくするためにアイコンを追加させていただきました。(改めて見ると「ATK」の英単語よりも「攻撃」のほうがわかりやすい気もするのですが、日本語の単語よりもステータスという意味で単語が埋もれにくい気もするのでこのままで。。。)

また、回避や抵抗がどこに影響するかが判断できなかったので色を付けるようにしました。(あまり色だけで判別できる情報を持たせるのはバッドプラクティスの認識ですが、ないよりましということで。。)

リアクションの選択先


「アクションを選択する必要がある」ということをわかりやすくするためにウィンドウの下にオーバーレイを表示するようにしました。

無行動とSP、AP超過の表示


よくわからず行動を決定してしまうことを防ぐために確認を出すようにしました。(以前近い機能があったのですが、タクティクスウィンドウを一つで管理するようにまとめたときに一旦消していたのを改めて表示できるようにしました。)(設定で変更可)

以上、アクティブシーンがわかりやすくなれば幸いです。
その他、ここがわかりにくいという声があればお気軽にご一報ください!

あ、あとサーバー処理のデータの扱いを修正(メモリ消費量を減らすため)が影響範囲広そうなので、意図しない動作がどこかで出てたらご一報ください。。。

それでは、2022年残りもよろしくお願いします!

トラブルと過去ログ

ハッピーハロウィン!
・・・とは関係なく、あんまり楽しくない話題からで恐縮なのですが、、、

ペナルティとトラブルについて

先日少しごたごたしてしまい多方の方々にも不安にさせてしまったこともあったかと思うので、QuestNotesでのトラブルや問題行動への運営対応やペナルティをどう考えているかを共有できればと思いました。
www.questnotes.net

自分もトラブル続きの日々なので「トラブルをなくせ」というのは無理だと思うので、たとえトラブルが起きても学びができてやり直しやすい、という場にできればと思ってます。

QuestNotesというお互いの素性も知らずに交流できる場で、そこで交流を楽しんでもらえたらそれは素敵なことですが、最悪たとえ何か失敗して離れ離れになってしまってもそれが学びになって別の人や別の場での交流に活かしてもらえれば良いなとも思いました。
(交流難しい・・・)

過去ログ

上記とまったく関係ありませんが、そういえばトークやルームのログの取得につかっているライブラリが結構前から非推奨(deprecated)になっていたので、差し替えないとなーと思ったので変更しました。

www.nuget.org
それなりにコードの修整も必要になったので、ついでに通常版の読み込み処理で「もっと見る」でより現状の100件よりも過去ログをたどれるようにしました。
(一旦、負荷が読めないので支援者特典としましたが活用いただければと思います)
(MicrosftStore版は現在読み込み不具合があるので明日以降になりそうです。。。)
(タッチ版は追って対応します)

気が付けば今年ももう残り2カ月・・・!
今後もいろいろトラブルがあるかと思いますが、引き続きよろしくお願いいたします。

Steamのパトロン登録処理に不具合について

Steamのパトロン登録処理に不具合がありました。
不具合の内容としては以下になりそうです。
登録時に2か月分請求されて、その翌月以降は請求が発生しない。

課金に関連するので、独立して記事にしました。
対応も必要だと思うので一旦以下を検討しています。
(こうしてほしいというのがありましたら個別に対応するので該当者はご一報ください)
(10月16日以前にSteamでパトロン登録されている方が該当する可能性があります)

既に3カ月以上パトロンになっている方

過去に遡った請求はしません。
(特に対応は必要ありません)

次回の請求は11月16日以降を予定しています。
(10月16日に不具合を修正したため)

過去に1カ月だけして支援解除された方

(または登録や解除を複数回行った方)
過剰に支払いが発生していた可能性があります。
意図しない支払いについては、返金を行えればと思っています。
お手数ですが、SteamIDとQuestNotesのIDを連絡いただければと思います。

SteamIDの確認方法

Steamの右上からアカウント詳細を開き、表示されるSteamIDの部分になります。


確認漏れ経緯

動作確認時は500円だけwallet登録してクレジットカードなしのsteamユーザーアカウントで試していて処理が動作したので(少なくとも初月は)動いていたのかと思っていました。。。
実際のところは、steam開発者アカウントと同一IDのsteamユーザーアカウントで試してたのですが、walletがなくても開発者アカウントに登録されているクレジットから支払われて動作しているように見えていたようでした。。。。

以上、よろしくお願いいたします。。。

インスタ映え目指す

9月も終わりということであっというま!
更新内容は地味目なので全く関係ないことを。。。

インスタ

そういえばインスタグラムまったく触ってなかったので触ってみるかーと思って開設してみました。
昨今はなんかLINEよりもメジャーな連絡手段なんですかね?(よくわかってない)(LINEもといSNSあんまり使ってない)
https://www.instagram.com/quest_notes/
www.instagram.com
(questnotesのアカウントは既に取られていたので、quest_notesです。)

オフライン時メッセ―ジと通知

LINEといえば、ログアウト時もトークメッセージは送れるようにしようかなーと思ってきました。合わせてプッシュ通知できるようにしようかと思いました!
予定は未定です!

以上、ばたばたしているのでまた来月!

続・フォント巡り

8月も終わり。。。早い。。。
ゼノブレイド3が楽しいのも作業時間を減らしてる一因。。。

さて、今月は地味な変更やバグ修正が多かったので、フォントについて調べてたことでも記載しておきます。。。(あまり期待した成果は出せなかったけども学びはあったということで。。。)

続・フォント巡り

Windows10以降の標準日本語フォントである游ゴシックUI(Yu Gothic UI)、これを通常版で利用していました。

このフォントは日本語がプロポーショナル、英語文字についてはSegoe Regularフォント(プロポーショナル)を利用しているようでした。(プロポーショナルフォント=文字によって横幅が異なる)
参考: http://www.jiyu-kobo.co.jp/wp@test/wp-content/uploads/2016/04/compatibility_160325.pdf

源暎ラテミンで提供されているのは、「全角漢字や仮名などが等幅、半角英数記号がプロポーショナルな通常版」と「漢字や記号が等幅、英数字や仮名などがプロポーショナルな特定用途版」の二種類があるようです。

フォントの描画領域を近づけるためには、游ゴシックUIが日本語文字も英語文字もプロポーショナルのようなので、とりあえず源暎ラテミンの2種類を合成し、両文字をプロポーショナルにまずはして、その後にサイズのずれが大きいひらがなカタカナについて調整していけばよいのではと考えみました。

フォントの加工編集について調べていたところ、「FontForge」というソフトがよさそうとのことでした。
fontforge.org

こんな感じで含まれているグリフが表示されて、一文字ずつ編集できる模様。。。

で、源暎ラテミン通常と源暎ラテミン 詰めを開いて、通常の日本語グリフを一旦すべて「切り離し・削除」、その後に、「フォントの統合」で詰めのほうを選択してみました。
その後に、フォント情報からフォントファミリーを新たに名付けてみて、「フォントの出力」してみました。

それを確認しようとしてみたのですが、なぜかうまく表示が反映されない。。。(謎)

色々試してみたのですが、思ったようにフォントが加工・編集の方法がわからなかったので、一旦あきらめました!。。。(フォントデザイナーのQNプレイヤーさんがもしこれを見てたらご教示ください・・・)

フォントの設定

一旦フォント自体の調整はあきらめたので、文字サイズや表示領域のほうで調整をしていければと思っています。

それから、ちょうどadobeでフォントについての記事があったので、その影響も受けてユーザーごとにメッセージ表示のフォントの選択・設定をできるようにはしようかなと思っています。
blog.adobe.com
(フォントをユーザー自身で変えられるようにすると、本末転倒になって今度はマスターが選択可能な全フォントでの表示確認したくなって大変そうな気もしますが、フォントの変更はユーザー都合と割り切ってもらって、あんまり表示領域ぎりぎりな文字入力を避ける方向に倒してもらえればと思ってます。。。)

また、おすすめの(SILオープンフォントライセンスの)フォントがありましたらご一報ください!
(フォントは地味にファイルサイズがあるので片っ端からいれていくのも難しいので、追加か差し替えかはわからないでもうちょっとフォント回りはごたごたするかもしれません。。。)

以上、また来月!。。。

フォント巡り

今回はフォントまわりを着手してみました。
気になるフォントがあったら使うあてもなく買ったりしていたので、とうとう使うときが来たか!という心持ちで臨んでみました。

ちなみに目的としては以下に二点になります。
・ゲームの世界観を補強する
・デバイス間のフォント差を無くす

まず買うだけ買ってたFLOPDESIGN「なぎなたフォント」を考えていました。
www.flopdesign.com
が、こちらゲームへの埋め込みは別途問い合わせが必要とのことでいったん諦めました。。。

次にゲームへの埋め込みを許容しているゲーム用フォントのほうがよかろうと
Fontworks mojimo game「はみんぐ M」を試してみました。
mojimo.jp

ただ、よくよく考えるとQuestNotesはキャラクター詳細やクエスト情報はウェブページでも表示するため、単純なゲーム用フォントだけではなく、より利用範囲が広いもののほうが好ましいと気が付きました。

そこでライセンス的「Open Font License」のものから選ぶのがよさそうと思ってそのあたりで探しました。

そんなおりおこねや「源暎ラテミン」と出会いました!
okoneya.jp
読みやすさとおしゃれな感じの塩梅がしっくりきたので、ひとまずこれを適用していければと思います。

とりあえずメッセージウィンドウと詳細タイトル、クエスト情報に適用してみました。



テキストコントロールの操作でのフォント設定について

あわせてテキストコントロールにもフォントを適用できるようにしました。

最初はフォントをマスターがアップロードして設定できるようにしようかと思ったのですが、フォント自体がそれなりにファイルサイズが大きいのと上記のようにライセンスまわりがややこしい(フリーフォントでも使えないのがある)ので、用意されたものから選べるようにしてみました。

選択肢としてまずゴシック体、明朝体は用意しておければと思い
さわらびフォント「さわらびゴシック」「さわらび明朝」
sawarabi-fonts.osdn.jp

あと良さそうなフォントとして
自家製フォント工房「M+ Rounded 1c」を追加してみました。
jikasei.me

尚、テキストコントロールのコマンドでフォント未指定はデバイスごとのフォントのままになります。(今までと同じ)
(メッセージの表示コマンドは統一感優先のため固定フォントといまのところしています)

フォントといえば、Undertaleで特定のキャラクターの発言の際にフォントを変えるという仕組みが印象的だったので、自分のキャラクターの発言時のフォントを設定できるようにするのもおもしろいかなーと思っていたのですが、表示サイズが小さいときにフォントが違うと可読性が落ちそうなのを懸念していったんお蔵入りにしました。

今後の予定

メッセージコマンドのページ表示時にもフォントを適用しようと思っています。
また、表示自体も(例えばとりわけタッチ版のデバイスサイズによっては文字全般が小さくなりすぎてる気がしたので)改めて全体的に少し調整しようと思っています。
(ver0.13.5.0までの通常版Windows環境での文字表示での表示を基準に統一されるように各環境の表示を調整します。)

あ、あとはクエスト開始時まわりの流れの調整をしようと思ってます(マルチ・シングルともに)。
以上、よろしくお願いします!