(遅くなりましたが)あけましておめでとうございます!
年明けにブログを書こうかとも思っていたのですが、気が付けば一月が終わりそうで恐縮ですが、、、今年も開発を続けていければと思うのでよろしくお願いします。
まずは今月の変更した影響度の大きめの仕様変更について共有させてください。
クリティカルの仕様変更
クリティカルに以下の仕様を追加しました。
(回避にくらべて、防御が高い敵にクリティカルの影響度が小さかったので)
HPダメージのクリティカル時の、「ダメージ軽減を無効、DEF/MDEFを半分として扱う」を追加しました。
これによって防御主体であってもダメージが大きく与えられる/食らう可能性がある、という余地が残せればと思います。
また、それに伴いリアクション側としてもワンチャンスを期待できるように、ダメージ軽減/抵抗のクリティカル時には「効果を0」にするように変更しました。
経緯はこちらを参照してください。
(提案ありがとうございました!)
クリティカルの仕様変更提案
クリティカルの『威力最大化』撤廃の提案
◆前提◆
現在のクリティカル発生時の仕様は以下です。
①命中判定自動成功
②威力ダイスが全て6化
③DEF/MDEF無視、軽減不可
このうち ③ は、ver0.9.22.4にて新たに追加された仕様です。
◆要旨◆
本提案は、このクリティカルの仕様のうち、『①、③だけ残し、②を撤廃する』ことを提案するものです。
◆理由◆
クリティカルの仕様に ③ が追加された理由については
http://urx.space/Ppd2
こちらの実装済みの提案にある通りなので割愛します。
③が追加されたことにより、クリティカルが実質的な直接ダメージ化しました。...
まだまだ検討の余地はあると思いますので気になる点がありましたら引き続き共有いただければ幸いです。
ロードマップ2019
2019年最初のブログ更新なので、今年の目標を共有させてください。
不具合修正や仕様変更が割り込むので、どうしても新システムの実装が遅れてしまい去年に引き続きの実装目標になっているものも多々ありますが、今しばらくお待ちいただければ幸いです!。。。
システム面
今年はマスター向けの機能の実装をしていければと思っています。
■マルチプレイを手軽に開始できるようにする
(+マスターによるセッション機能)
クエストの参加者募集を行えるようにしようと思っています。
(冒険者の宿をパブリックにするのではなくプライベートの宿から、募集/参加のみをできるようにしようと思っています)
■オープンボード
既に魅力的なボードを作製いただいていて大変ありがたいのですが、それらを利用しやすくするためオープンボードの仕様を取り入れたいと思っています。
(地図(オープンボードに移動できるようになる)をクエスト報酬にしたり、オープンボードのお気に入り、オープンボードからクエストを受ける、ということをできるようにしたいと思っています。)
■マスターのレベル
プレイ数やレビューがマスターの経験点となり、レベルがあがったマスターは、ユニークアイテムやスタンプをクエスト報酬として設定できるようにしたいと思っています。
戦闘面
いくつかスキルの変更を検討しています。
- メイジに魔法範囲化スキル「エンハンスメント」の追加。
魔法を自在操る感じを強めたいので、当てやすく集中するコンセントレーションとの対にできればと思います。
- バードの「ノクターン」を範囲回復に変更。
敵陣の中央でデバフをばらまくという運用も考えていたのですが、すこし難しそうなので味方の後衛から範囲回復をするスキルに変更しようかと思っています。
- アコライトの「リフレッシュ」を「状態解除のラウンドを早める」に変更。
都度状態ID追加をしていくのは追従のコストが高いので汎用的にしようかと思っています。(各状態異常には解除ラウンド変更の許可を設定できるようにしようと思っています。)
- 「湿潤」シリーズによる獲得スキルを「パーマネンス」(状態解除ラウンドを遅らせる)、に変更。
単体回復は汎用すぎるので効果を高くしたくないが、低すぎてもぱっとしないため、いっそ独特なスキルに変更するのはどうかなと思いました。
■クラスの仕様変更
各クラスに戦闘以外でのクエスト用スキルを用意と、サブクラスについての仕様を整えたいと思っています。
また、新クラスの追加は今年も行っていきたいと思っています。
草案がまとまり次第、開発ブログで共有していければと思っています。
技術面
(技術面に興味がある方向けの項目です。用語の注釈を用意していません。。)
今年の重要な開発課題として、通常版の開発のフレームワークであるSilverlightのサポートが2020年までなので、フレームワークの移行を始めたいと思っています。
移行先としては、昨年末プレビューになった.NetCore3 WPFを検討しています。
(SilvelrightがWPFのサブセットみたいなものなので、そこまで大変にはならないとは思っているのですが、果たして。。。)
また開発の基盤をgithubへの移行を考えています。
(現状の開発の仕方だと、大きな機能の修正を着手し始めてしまうとそれがひと段落するまで他の修正が手間なので、gitを利用できればと思いました。)
ついでに、オープンソース化をすれば、開発者仲間を見つけるのにも役立つかなーとも思っているので、ぜひ試みたいと思っています。。。
(C#/Typescriptが好きで、QuestNotes開発に興味ある方がいればDM等でご一報ください!)
開発支援者募集中
QuestNotesは皆様の支援のお陰で活動できています。
サーバーの維持費はもちろん、去年追加されたイラストやアイコン等は皆様に支援いただいた開発費のお陰で制作いただくことができました。
今年もより活動を広げられればと思い、(支援元がEntyだけでは少し不便なこともあったので)新たにPixivFanbox、GooglePlayを支援元に追加しました。(AppStoreは現在申請中)
PixivFanbox
GooglePlay/AppStore(タッチ版向け)
■特典
支援いただけた方には、ささやかながら特典を用意していたのですが、既存の支援特典はおおむね複アカがあれば解決してしまうことなので、メリットの価値が薄れていました。
そこで新たな特典を用意と、継続して支援してくださっている方への特典が増えればと思い今回新たに「リワード チケット」を導入しました。
(それから、特典を画一にすると、最小公倍数的な特典しか用意できないので、各々のプレイスタイルにあった特典を各人が選べるようにできればと思いました。)
パトロンの皆様に毎月配布となっており、チケットを利用することでゲームを快適にできるようになればと思います。
取り急ぎ今回のバージョンでのチケットの利用先は以下になります。
・フレンド数の拡張 +5
・ルームの人数の拡張 +4
・倉庫の拡張 +10
・リソース容量の拡張 +40MB
・シナリオ数の拡張 +5
(チケットは冒険者の宿で「コルト」に話しかけて利用することができます。)
チケットの特典内容の方針
とりいそぎは、負荷理由(サーバーの通信や容量の負荷を軽減するため)の制限を、サーバー費を負担してくださる支援者の皆様については緩和していければと思っております。
その他の特典も検討中ですが、戦闘が有利になるような特典は考えておりません。
その他の既存の特典について
上記に合わせて、既存の特典について以下の変更をさせてください。
更新速報
タッチ版向け(GooglePlay/AppStore)では支援者限定ページがないので支援の特典にするのはやめて、全員が閲覧できる通常の更新履歴を随時更新していく方針に変更させてください。
リソース容量
タッチ版では利用できないので、共通の特典とせずチケットでの特典に変更をさせてください。
オフラインイベントでの頒布
大変恐縮ですが、参加予定が立っていないのでいったん特典からの表記は消しました。。。(イベントの空気は好きなので、またコミケなどにサークル参加したいような気もするのですが、イベント向けのまとまりのいい制作に手が回っておりません。。。特典表記は消しますが、イベント参加することになりましたらなんらかの優待はできればと考えております。)
現在既にパトロンの皆様には今までの期間に応じてチケット(および、元々のリソース容量の増加)を付与しておりますので、ご確認いただければと思います。
(チケットが余るという場合は、特典の追加をお待ちください!。。)
また、過去のEntyで支援していたが現在はしていない方は、お手数ですが以下より報告いただければ支援期間に応じたチケットを配布いたします。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfHXGk5OU4YI1kjsiy5Wcqje0S8wfUk4n7Lw1b0XVemhrXyxw/viewform
以上、年初のブログということもあり長文になってしまいが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
至らない点も多々あるかと思いますが、改善を続けていければと思いますので、本年もQuestNotesをどうぞよろしくお願いいたします。