今回は罰則と権利という少し繊細な内容を中心とした更新を行いました。
ひとまずたたき台としての仕様/実装のつもりで考えておりますので、ご確認いただければ幸いです。
報告とペナルティ
キャラクターに対してのメニューから問題のあるキャラクターについて運営へ報告できるようにしました。
合わせて、実際に運営が問題が確認されたときに適用される、以下の3種類のペナルティを作成しました。
・一定期間の強制常時プライベート
・一定期間のアカウント停止
・アカウント停止
(ペナルティが適用されるたびに一段階強いペナルティにする想定です)
ただ、報告からペナルティへどう繋げるかというのが検討課題になっています。
案1・運営による有人専任監視
ちゃんと有人の担当者(商用MMOでのいわゆるGM相当)を用意できれば、迅速かつ柔軟に対応でき一番かと思いますが、人的リソースを用意するには余裕がないので現状では難しい。。。案2・モデレーターをお願いする
運営側で用意するのが難しいなら、例えば既存プレイヤーの方々に、ある程度のペナルティを付与する権限を与える、というのもありだとは思いました。ただ、どういう条件でプレイヤー方にモデーレーター権限を付与すればいいのかが悩ましい感じです。案3・アルゴリズムでペナルティ付与のシステム化
報告を数値化し、システム側で処理できてしまえば、人の手を煩わす必要がなくいいのかなと思いましたが、安易なシステム化は逆に嫌がらせ用途にも使われうるので、どういう仕様にするのかが悩ましい感じです。
どれも悩ましく取り急ぎは、(対応が遅くなるかもしれませんが)監視専任の担当はたてずに運営手動で対応しようと思います。
ペナルティ対応で開発の手が進まなくなるようなことがあれば、改めて対応の仕方を検討したいと思います。
このあたりの機能はオンラインゲームには必要なことだとは理解しておりますが、ペナルティ対応があまり必要ないことを願っています。。
(報告とペナルティという仕組みがあることによって安心感と抑止力につながれば、と思っています)
二次利用について
時折、公式提供の画像利用について尋ねられることがあったので、二次利用(映像配信、二次創作、転載)ガイドラインを用意しました。
二次利用ガイドライン:QuestNotes-クエストノーツ-
(公式サイトの下部からリンクを追加しました。)
公式が提供するものについては以下になります。
作者のIDが「questnotes」のクエストやオープンボードのキャラクター、推奨素材のうち提供の記載の無い物は、QuestNotesに関連する個人での非営利活動においては特に報告の必要なく、二次利用に制限はありません。
(内容については問合せされた時に都度返信していたものと特に変更していません。)
合わせて、QuestNotesにおいて著作物は公式が提供しているものだけでなく、ユーザー様自身によって制作されたものが多いと思っていおり
常々、ユーザー様間でのクエストやキャラクターの創作交流はすごくいいなー、と思っていたので、システム側からそれらの活動を支援できることはないかと思い、今回ガイドラインを用意するに合わせて、各ユーザー様自身も創作したものについて他ユーザー様に向けて利用ガイドラインを表示しておける「ライセンス」を用意しました。
(例えば、クイック追加でパーティーを組んでクエストを受けて、その様子を動画作成やファンアートに描きたいと思ったとき、「動画化したり、イラストを描いてもいいのだろうか」という疑問も生まれるかと思い、その際、クエスト制作主とキャラクター主にそれぞれ許可の確認をとるのはすごいハードルが高いので、そのあたりの障壁を解決できればと思いました。)
設定できるライセンスの粒度は悩ましかったのですが、利用者からみたユースケースから考えて以下の3つを用意しました。
クエストやキャラクターのファンアートを描きたい、派生したクエストを作製したい
>二次創作の許可
クエスト風景を配信or動画を作製したい
>配信・動画の許可(なお、パブリックボードでのキャラクターの映り込みは許容とします)
キャラクターイラストを自分のブログで紹介したい
>転載の許可
(ランセンスのデフォルト設定は、キャラクターは未設定、クエストは配信許可/二次創作許可になっております。)
マスターの皆様やオリジナルのキャラクターを創作しているプレイヤーの皆様はぜひライセンスにて創作活動の許可を設定しておいてもらえればと思います。
ロールについて
次に、上記らとは特に関係ありませんが、今後を見据えたアップデートに向けての仕様変更になります。
パーティー編成の4人目のクイック追加の際にクラスの指定でなく、「ロール」という大まかな役割を指定しての追加にするようにしました。
背景としては、キャラクターの個性の一つであるクラスは今後も増やしていきたいと思っておりますが、次々増えていき知らないクラスがたくさんになってしまうと、新しいクラスにとっつきずらく見知ったクラスばかりを仲間にしてしまい、新しいクラスの戦術的な楽しみ、さらにはまだ見ぬ他のプレイヤーキャラクターと出会う機会も減ってしまうかと危惧しています。
そこで今回、クイック追加枠を「ロール」を使ったざっくりとしたパーティー募集にし、様々な発見の機会に繋げられればと思っています。
(ロールには次の3種が用意されています。「アタッカー」(攻撃)「ディフェンダー」(守備)「サポーター」(支援)
各クラスにはデフォルトのロールが設定されていますが、キャラクターごとに変更が可能です。)
「後衛職」の「魔法」の「アタッカー」みたく、条件をいくつか指定できるようにする案もあるのですが、シンプルというのは重要視したい指針の一つなので、今回はこのようなざっくりとした分類とさせていただきました。
(ちなみに、「シンプル」はプレイヤー向けUIの思想で、マスター向けUIはオプション項目を用意して複雑になったとしても詳細なカスタマイズができるようなUIを許容しているので、マスター向けではもともとの設定に戻そうかとも思っています。。)
その他に検討中の案としては、選ばれるキャラクターがの揺れ幅が大きくなったのを補正するため、クイック追加をするとそのロールから候補が3人選ばれて、プレイヤーはその中から一人選ぶ、みたいなアプローチにするのもありかなと思っています。(いろいろなキャラクターを見つける機会を用意したいというのもあります)
このあたりは、今後合わせて行う予定の初心者向けの改善にてまた改めて見直すかもしれません。
考慮漏れ等がありましたら、ご一報いただけると助かります。。。
今後ともQuestNotesをよろしくお願いいたします。