QuestNotes開発ブログ

MMOTRPG「QuestNotes(クエストノーツ)」を開発しています。不具合や要望があればぜひご一報ください。 

トリガーのコマンド利用

シナリオ作成のためのフラグである「変数」は
柔軟性を高くし強力な要素ですが、抽象度が高く複雑になりがちでした。。。
そこで、シナリオ作成をわかりやすくしようといくつか変更してみました。


1・変数を利用しないでもシナリオを作りやすくする。
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今まで条件分岐などを利用するには、変数を扱う必要がありましたが、
キャラクターの「作戦」などにも使用している
「トリガー」を利用して分岐できるようになったので、
変数を触らずにシナリオが作りやすくなりました。


2・変数の解説の追加
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マルチプレイ・セッション用を考慮したため、
変数の扱いも複雑になりがちだったので、
マスターポータルでの「変数の種類」に図と説明を追加してみました。
http://portal.questnotes.net/Manual/Event/Variable.aspx




QuestNotesでは、プレイヤーとして楽しむ以外のスタイルでも参加できるようにしています。
マスターとしてシナリオを作成したり、デベロッパー(開発者)として自作のアプリや独立したゲームから
QuestNotesを組み合わせたりできるようにするつもりです。
そのように違うスタイルでの関わり方をする際、ハードルが高くならないように、
「取っ掛かり」として共有して考えられる部分を多く取り入れていこうと思います。


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例えば、プレイヤーとして参加しているときに
パーティーメンバーへの「作戦」の設定で、トリガーやターゲットなどの扱いに触れていれば、
マスターでシナリオを組むときにも役に立つはずです。
同様に、マスターとして変数やスクリプトに触れていれば、
デベロッパーとしてプログラムするときの理解を手助けしてくれるはずです。
(現在、スクリプトや開発者向けのAPIは仕様が定まってないので未定義です。)


そして、プログラムを触れるようになれば、
それはきっと他の機会での「取っ掛かり」になれるかと思います。


ゲームに「楽しみ」以外の価値を求めるのは無粋なのかもしれませんが、
QuestNotesに触れてくれた人にとって、楽しさだけでない価値の残る経験になってもらえればと。


■更新履歴 0.3.3.*
http://www.questnotes.net/Content/history.aspx