QuestNotes開発ブログ

MMOTRPG「QuestNotes(クエストノーツ)」を開発しています。不具合や要望があればぜひご一報ください。 

Steamアーリーアクセスを開始しました!

Steamの配信を開始しました!(度重なるSteamさんのレビュー指摘を修正しつつ、なんとか11月中に間に合わせることができました。)
store.steampowered.com
ご存じの通り開発は目下継続中なのでアーリーアクセス扱いにしました。
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「オータムセール Steamにて無料でQuestNotesを遊べます!」
(と言いたいところなのですが・・・基本無料だとSteamセールのお祭りに参加できないのが少し寂しいですね。。)

中身としてはMicosoftStoreとほぼ同等のプログラムになります。(アカウントは共通になります)(ほぼ、というのはSteamの規約上、クリエイター金銭支援サイト(Fanbox)への外部遷移が禁止されているようなので、それらの機能を塞いでいます。パトロン系の導線につきましては後日Steamプラットフォーム経由で実装できればと思っています)


MicrosoftStoreよりも使い慣れている人も多いかと思いますので使いやすいほうをご利用いただければと思います!

・・・が、さっそくSteam固有の不具合がありました!!!
Steamクライアント経由で起動するとSteamのポップアップが正しく表示されず画面全体を覆うような表示になるようでした。取り急ぎの対処としては一度ウィンドウを最小化して戻すと解決しそうです。

少し調べたところ回避策はありそうなので近日中に修正いたします。。。
gamedev.stackexchange.com

また、Steamストアページへの掲載にあたって動画を用意する必要があったので改めて動画を公開しました。(前回のイベント出展時の動画を再編集したものです)
www.youtube.com

Steamストアページにはコミュニティ機能や実績機能などSteamが用意してくれている機能もあり、現状活用していないので今後調べていければと思います。Steamワークショップのような素材を共有しあえる仕組みはいいなーと思っているのですが、あまりSteamに依存してしまうのもよくないかなと思うので悩ましいところです。

そいうえばSteamに掲載されることで新規のユーザーさんも増えるかもしれません。先輩となる既存ユーザーの皆様にはぜひ温かく見守ってもらえればと思います!
(新規ユーザーさんを大事にすることが回りまわって、新しい物語や冒険の舞台、魅力的なキャラクターとの出会いといった自分自身の楽しみにつながると思っています)

時には新規の方に伝えたいこともあるかと思うのですが、その際に「こうあるべき、こうするべき」というのは(各々の個人では持っていてよいと思うのです)が各々の管理外(自クエストやルームの外)では当てはまらないこともあるかともしれないのを気に留めていただけると助かります。QuestNotesとしての「べき論」はガイドラインや利用規約に記載しているのでそちらに適宜誘導もしていただければ幸いです!

(何かの要求を伝える場合には、その理由がボードやルーム、あるいは自分中の決まり事なのか、はたまたQuestNotesの利用規約なのか日本の法律なのか、を伝えるとすれ違いが減らせるかもと思っています。)

良き出会いに祝福を!
以上、今後ともよろしくお願いいたします!
(そういえば英語のコメントも来ていてたので、そもそも言語の壁があるユーザーさんについても今後検討とさせてください・・)

Steam準備中と諸々

ハッピーハロウィン!
・・・というわけで平常更新です。

まずは10/14を持ちまして旧通常版(Silverlight版)が終了しました。
長い間お世話になりました。SilverlightがなければQuestNotesの開発を始めることもなかったかもしれないので感慨深いものもあります。

寂しくもあるのですが、一方で開発工数だけを見ると旧通常版(Silverlight版)の更新作業がなくなり効率化ができるので、今後の実装速度改善に繋げられればと思っています。(Silverlightは微妙に新通常版のコードのコピペするだけでは動かない部分もあって旧通常版だけ不具合があるということも多々あり、その際はご不便おかけしました。。。)

Steam配信準備中

通常版はMicrosoftStoreで配信を考えていたのですが、これだけだと不都合もあるようですし、PCゲームの配信プラットフォームとしてはSteamが強いこともあるので、現在Steamでの配信に向けて作業しています!
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審査等もあるのですぐに公開というわけにはいかないかもしれませんが、今しばらくお待ちください。

開発環境の変化の雑書き

そういえば、タッチ版のUIライブラリとして利用しているJQueryMobileも開発終了の知らせがありました。
www.publickey1.jp
こちらはUI部分だけなので直近の開発対応は特に必要なく、タッチ版の提供は特に影響ありません。
(もはやJQuery関係はレガシーコードの代名詞にはなっていたので特に驚きもないのですが)一つの時代の終わりを感じますね。。。

実問題がないこともあり、直ぐに違うUIライブラリへの切り替えへ開発の優先度を割くということはしませんが、別の選択肢へのアンテナは貼っておければと思います。

(いつか開発メンバーが増えたときに、(既にだいぶなってますが)あまりにレガシーなコードだと申しわけなくなりそうなので!。。。)

酒場掲示板の仕様変更と所感

酒場の掲示板の仕様を変更します。
個人名を上げたり、あるいは主語の大きい批判などのネガティブな言葉が目に入るのは単純にいい気持ちはしないので、掲示板を30文字までの簡単なメッセージのみを書けるように変更しようと思います。

根本的な解決として書けなくするではなく、そもそも書く動機が生まれないようにすることが必要だとは思うのですが、解決策はすぐに思いつかず、一旦課題とさせてください。。。
ブロックについては、苦手な人にわざわざ関わって忠告したりするのは良い結果には必ずしもならないので、距離をとるのが無難な対応でQuestNotesとしてもそれを他人への一つの対応方法として勧めています。
www.questnotes.net

ただ、無言でブロックされて距離を取られた人は何が原因で、改善すべきことがなにかに気が付けないことも多々あり、問題の解決につながらないこともあると思っています。
無知や思い違いが原因のことも多々あると思うので、マイルドにブロック者に理由や言葉を伝える方法がないものかとも思っています。。
(「マイルドに伝える」のも重要だと思っており、たとえ「正論」であったとしても、正論というものはとても強い言葉になるので、相手に受け取ってもらうにはただ正論を投げつければいいだけではないのが難しいと常々思っています)


一方で、時には言葉を受け取る側になることもあると思うので、その時は、注意や叱ってくれるというのはとてもありがたいことだと思って言葉と向き合えれるとよいなと思っています。

鎧のバランス調整

というわけで(?)、QuestNotesにもフィードバックでの叱咤激励ありがとうございます!
以下のバランス調整に対応しました。

planned
新しい提案
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プレートメイルの「SPD-1」デメリットを別の案に差し替えて欲しい

Thu, 30 Sep 2021 Version0.12.8.0
■データ
クロースアーマーをHP+3、DEF+1に変更
スケイルアーマー、チェインメイル、レザーアーマーをHP+4、DEF+1に変更
プレートメイルをHP+4、DEF+2、Speed-1に変更
ローブをHP+2、MDEF+1に変更

上記のアップデートを受けての提案となります。
この要望は「プレートメイルのSPD-1というデメリットを別の形に変えて、もう少しプレートメイルを選びやすくしてほしい」というものです。
理由を、いくつか挙げてみたく思います。

[全般の観点]
①SPD+1つきスキルが意図したものでなくなる
例えば...

questnotes.uservoice.com

合わせて、11月30日までステータスリセットの名誉点を1点に延長します。

日々難しいことも多々あるかと思いますが、今後ともよろしくお願いいたします!

重量とコマスキン

重量システムを削除

[全プレイヤー向け][初心者向け]
装備の重量でステータスにペナルティが付与されるのは、レベルシンクと相性が悪いのと、装備して気が付くことも多いので不親切な仕様でした。
そのため今回、重量システムを削除しました。

それにともない、重量の影響が強い胴防具を調整しました。
[PvEプレイヤー向け][PvPプレイヤー向け]
調整の方針としては、最も重量があり、かつ、最も高い効果をもつ「プレートメイル」の弱体化が第一の目的でした。(重量という制約で強かったというデメリットがなくなったので、高いパラメータの代わりの別の弱点を追加しました。また、重量システムでできていたSpeed-1ビルドをできるようにという面もあります)

合わせて、胴防具の主となるステータスをDEFからHPに変更をしました。
主ステータスの変更の経緯としては、(とりわけ敵側だと顕著なのですが)DEFが高くなると一方的な戦闘になりがちになってしまうので、耐久力を表すときにDEFを上げるよりHPを高くした方がプレイフィールがよいかもと考えました。

ステータスの割り振りにも影響するかと思いますので、10月30日までステータスリセットの名誉点を1点に変更しました。ぜひ様々なビルドを試してみてご意見いただけると今後の変更の参考になり助かります!

初心者シリーズの命中補正

[初心者向け]
合わせて、初心者向けの武器に「LV5より小さい場合に命中判定+2」という効果を追加しました。
DEFが高い敵もそうですが、それ以上にFLEEが高く攻撃が当たらないというのはフラストレーションとして強いものがあるので、ゲームシステムに慣れていない状態で対策の取り方がわからないときの救済の施策として追加してみました。

サイズの仕様変更(不具合修正)予定について

[マスター向け]
装備といえばもう一つ仕様変更(というより不具合修正)を予定しています。
現在、アイテムのサイズに種別「極小」「極大」という設定ができるのですが、「とても小さな/大きなアイテムで手に持つことができない」とヘルプがあるのに装備できてしまっているのは意図した仕様でないので、後日装備できないように修正しようと思っています。
そのためサイズ種別「極小」「極大」のアイテムを装備することを前提としたクエストを制作いただいていた場合にはお手数ですが修正いただければと思います。。。

クラスごとのコマスキン

[全プレイヤー向け][非プレイヤー向け]
クラスごとのコマの見た目を設定させていただきました!
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(画像はメイジのコマ)
(ファンタジーなチェスのような雰囲気が出るのを目指しています)
(既存のその他のコマについても今回のコマに合わせてトーンカーブ等を調整しました)

自身のキャラクターの見栄えのためというのもありますが、(自分のキャラクターがなんのクラスかは把握していると思うので)どちらかというと他のキャラクターを見たときにクラスを把握しやすくする(他人から見られたときに把握されやすくなる)ためと、スクリーンショットなどを見たときにパーティー構成がわかったり、見栄えがよくなればと思っています!

コマのデザインを気に入ってもらえたら嬉しいのですが、もしかしたら今回のコマのデザインが自分のキャラクターのイメージと合わないということもあるかなと思うので、将来的にはクラスごとにいくつかから選べるようにできればとも思っています。。

あるいは、アップロードを可能にして完全な自由なコマにしてしまうという案もあると思うのですが、それはそれで
・ボードの表示が混沌としてしまう懸念がある
・(クラスの)情報を伝えるということができなくなる
・コマスキンを開発費支援のリワードとしても検討している
ということもあるので、現状とさせていただいてます。
要検討できればと思っています。

そういえば、そのうち静物オブジェクトのコマもいくつかから選択できるようにできればと思っています。[マスター向け]

動作環境のサポートと今後の予定について

[全プレイヤー向け]
10月12日にはとうとうSilvelrightサポート終了になります。
support.microsoft.com
(少し早いですがお疲れさまでした)

ともあれ通常版については、以後はひとまずWindows10向けにMicrosoftStore配信のみになります。Silverlight版のような自前インストーラー配布も検討はしたのですが昨今の情勢を鑑みると無署名の警告が発生するインストーラーを用いたアプリケーション配布はするべきではないと思っています。インストーラーの証明書は(費用が高いのもありますが)法人でないと発行の手続きがだいぶ煩わしいので現状二の足を踏んでいます。。。
その代わり、Steamのような別の配信プラットフォームの利用も今後できればと思っています。

また、タッチ版も動作保証のOSバージョンをAndroid9、iOS12にそれぞれ上げようかと思っています。(古いOSバージョンだと描画がおかしくなることがありました)
またAndroid版は利用しているライブラリで更新必須のものがあるので、そのあたりの作業もしないとと思っています。
それからブラウザ版については現状の仕組みだと根本的な不具合があるのでWebAssembly化を検討しています。

動作環境は変わっていくものですが、QuestNotesも変化についていければと思っています。以上、引き続きよろしくお願いします!
(あと、そろそろ新しいクラス作成に着手しはじめないと年内クラス追加が間に合わなくなりそう!)

自作アイテムの配布とクエストの応援

クエストで取得したアイテムを外に持ち出せるようにしたいというのは前々から考えていたので、今回、クエストのクリア報酬に自作のアイテム(オリジナルアイテム)を設定できるようにしました。(取り急ぎは「効果なし」のフレーバー的アイテムですので、思い出のためのお土産用途に使ってもらえればと思っています)
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配布するためには若干回りくどい仕組みになってしまったのですが、
新しい仕組み「応援点」という仕組みを作成しました。

まず、背景として
・無尽蔵にオリジナルのアイテムを登録されるのは(サーバー都合で)できないようにしておきたい
というのがあり、この課題を解決するだけなら自分のパトロン特典のチケットで登録でもよかったのですが、今回新たな取り組みとして「自分のチケットでほかのマスターのクエストを応援して、一定回数応援されたマスターはオリジナルアイテムを配布できる」ようにできればと思いました。(マスターだけが運営費を負担のしがちにならないように、楽しんだプレイヤーで少しずつ負担する、という仕組みのほうが健全かなとも思いました)
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また今回、この仕組みにすることで以下の課題を解決できないかと考えています。

埋もれてしまった名作クエストを目立たせる仕組みを用意する

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おすすめされたクエストは、一定期間サムネイルにリボンをつけて目立つようにしました。また、一定数おすすめにも表示されるようにしました。また、誰かが応援したクエストをクリアすると名誉点が1追加されます。
(パブリックボードがあるクエストは既にリボンがついているので、現在は応援できないようにしています。また、マルチ募集中のリボンは一旦マルチタブにあれば判断できるだろうと思い消しました。)

パトロンチケットが余るので利用先を用意する

今までは何らかの数値の恒久的な上昇に利用できるチケットですが、上昇には限度があるので別の仕組みがないと余ってしまうのは当然だったので、新たなチケットの活用口を用意できればと思いました。
また、応援をするメリットも用意できればと思い、応援すると5名誉点が手に入ります。

1チケットで1応援点、3日間の応援表示になります。
応援はクエストウィンドウのメガホンアイコンから行えます。
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応援時にはメッセージの記載ができて、マスターはメールで受け取れます。

オリジナルアイテムの登録は10応援点になります。
オリジナルアイテムは固有化やトレードはできません。
登録はアイテムのデータベースウィンドウに「オリジナルタブ」から行えます。
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クエストの報酬設定は、シナリオ編集ウィンドウの詳細から設定できます。
(現状、表示都合で50ルドかオリジナルアイテムかの選択性にしています)

ぜひチケットを余らせている方はおすすめのクエスト(マスター)を応援していただければ幸いです!

(現在、応援は通常版からのみに対応しています)
(この仕組みがうまく動きそうだったら、拡張していってクエストの報酬の種類(例えばスキルやスタンプ)を追加したり、エフェクト持ったアイテムの配布もできるようにしていければと思っています!)

以上、今月の更新でした。その他の更新は更新履歴等をご確認ください。
来月は重量システムの撤廃(とバランス調整)、ボードの表示周りを着手できればと思っています。
引き続きよろしくお願いします!

ローカルアイテムのアイコンとキャラクターのアイコンなど

ローカルアイテムのアイコン設定

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機能だけは前からあったのですが公開はしていませんでした。
というのも、現状の仕様に自信があるわけでもないので今後変更するかもしれず、公開してしまうと仕様の変更の抵抗が大きくなって申し訳ないので躊躇っていました。。
ただ、「完成された仕様」というものが出来上がるのを待っていたらいつになっても公開できないかもと思い、現状で思うところを整えて一旦公開としました。
(設定できるという機能があるからの弊害もあるかもしれませんが、それでも設定できたほうが良いと判断しました!。。

それに合わせてアイテムアイコンの素材ガイドラインを掲載しました。
https://www.questnotes.net/Content/resources.aspx
素材全般で改めての補足なのですが、「代表サイズ」はサイズの一例で、ある素材でも表示場所(リスト、タグ、ログ、ボード、カードなど、どこで扱われるか)によってサイズや色調は変わります。(お手元の描画環境や表示する状況によっても変わる場合があります。それから仕様変更で変更される可能性もあるのをご了承ください!)

パトロン特典の追加

キャラクターアイコンを開発費を支援していただけてるお礼の一つとして
パトロン+2、熟練のパトロン+4、栄誉のパトロン+8
を追加しました。
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(ページングも考えたのですが、一旦そのまま表示しています)

また、チケットの利用先としても
「アイコン数」「お気に入り数」「クエストログ数」の上限増加を追加しました。

QuestNotesでは開発費のご支援をいただける方を募集しています!
もしよければ負担にならない範囲でご支援いただければ幸いです。
https://www.questnotes.net/Topic/Patron/

クエストの設定追加

クエストの参加人数制限を追加しました。
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固定人数を必要とする際にご利用ください。
(あ、一覧表示に反映されていなので後日修正します。。。)
(クエスト設定は後述の報酬なども含めて改修を進めていこうとしています)

今後の予定

クエストの報酬設定でオリジナルアイテムの配布を進めています!
クエストの思い出になるようなアイテムを報酬に出来たら素敵だなと思っているので、現在作業中です。(ゲームバランスの問題もあるので、まずは、「効果はなし」のアイテムのみを考えています)
ただ、際限なくオリジナルアイテムを作成・配布できてしまうとサーバー側の懸念があるので、チケットと組み合わせた仕組みにしようと思っています。
(検討中ですが、プレイヤーからマスターへの賞賛としてチケットを使えるようにして、その評価が一定数たまったマスターはオリジナルアイテムを配布できるようになる、というのを考えています)
以上、今しばらくお待ちいただければ幸いです!


そういえば今回キャラクターアイコン選択機能を変更したのでUIが拡張されました。そのため同種のUIである「スタンプ」の追加も行えたので、ぜひご活用ください!
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ボード編集周りの整理

今回はボード編集まわりで気になっている部分を修正しました。
(互換はあるようにしているつもりなので、もし既存のクエストでおかしな動作がありましたらお手数ですがご一報ください!。。。)

変更の目標としては、

  • 表示をシンプルにする
  • 流れで操作した時にやりたい動作と違う結果が生まれないようにする
  • 目的の動作までのクリック数を減らす

あたりできればと思っています。(例えば、コンボボックスは選択に二回クリックが必要なので、種類が多くない場合には避けられればと最近思っていました)

キャラクター設定で置物である「静物」を設定の追加

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オブジェクトの配置時にいちいち種類を選択するのも手間だったので、予め種類を設定しておければと思いました。

また、オブジェクトという用語のぶれをなくせればと思いました。
「オブジェクト」という用語は、コマンドや編集モードで操作するときはプレイヤーキャラクターたちとモンスター、机などの配置物を含めてすべて「オブジェクト」と呼んでいましたが、エフェクトやターゲット上では配置物のみを「オブジェクト」と呼称しており、用語のぶれがあったので整理できればと思い、動かない配置物は「静物オブジェクト」と記載するようにしました。

静物。。。横文字でしっくりくる単語を探したのですがイマイチぴんとくるものがありませんでした(良さそうな単語があればご一報ください)

チップとチップオブジェクトの統合

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チップを配置してその後にその上にチップオブジェクトを配置するという流れをまとめられればと思いました。
(オブジェクト編集モードでオブジェクトを配置したいときでもとりあえず初期表示でチップオブジェクトが選択されてしまうのもわずらわしかったので)チップのイベントはチップ編集モードの時にクリックに変更しました。
コマンドについても「チップの操作」コマンドでチップオブジェクトを変更するように変更しました。(合わせてチップオブジェクトの操作と削除のコマンドはコマンド一覧から非表示化しました)
また、アウトラインウィンドウでもチップ一覧を表示しました。一時チップ(コマンドやマスタリングで配置したチップ)と初期チップの差異も確認できるかと思うので、配置している/消しているはずなのにテストプレイすると想定と違った結果になってる!ということも減っていれば幸いです。
(あと、そもそもチップは配置に不備もあったので修正しました。。。)

合わせて、いくつか機能も追加しましたのでぜひご活用ください!

チップに移動不可設定を追加

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提案ありがとうございました。

planned
新しい提案
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  • コメント数 1

チップオブジェクトのオプションで「進入不可」を設定できるようにしてほしい

クエスト製作において、水辺や崖、建物などのキャラクターが進入できない(してほしくない)チップを作る場合、現状ではステルスを付与した透明なオブジェクトを置く手法が主になるかと思います。
しかしこの手法では「1ボード内のオブジェクト数は32個まで」という制限が枷になったり、マスターにはステルス看破能力があるためステルスオブジェクトが見えてしまい、ビジュアル面でのクオリティチェックの邪魔になるなどの欠点があります。

そこで今回の提案になります。
チップオブジェクトを設置する際のオプションで、そのチップにキャラクターが進入できないような設定を追加していただきたいです。
これならば、たびたび意見...

questnotes.uservoice.com

現状だとプレイヤー視点で表示はそのままで移動不可なのに移動選択指定はできてしまうのが不親切かもとも思うので、プレイヤー側にも伝わるようにすべきか検討中です。

(新通常版のみ)コンテキストメニュー表示中のキーボードによる実行

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カッコ内の文字が対応するキーになります。上記の場合切り取りは「Tキー」で「切り取り」が実行できます。
(旧通常版は同等の実装が手間だったので断念。。今後、ゲームプレイに支障ない便利機能については旧側は追従しないものも増えてきそうですがサポートの終了する対象に工数を割くのもつらかったのでご了承ください。。。)

以上、今月の更新でした。その他の更新は更新履歴よりご確認ください。

ボード編集・表示まわりはまだ手を付けたいところもあるので、もうちょっと作業もしたいところではあります。
また、来月は支援者様向けの施策の作業を予定しています!
(チケットの使い道としてログ・お気に入りの容量増加などを追加と、その他のチケットの使い道を検討しています)
今後ともよろしくお願いいたします!

バードのスキルセット見直しと今後のボード表示・編集の改善について

バードのスキルセット見直し

「演奏バフを切り替えて戦う」、というスタイルがうまく機能していなかったので、「(バフをしつつ)カウントを貯めて、カウント利用の派生スキルを活用するスタイル」にできればと思いました。
スキル一覧は以下となっています(案3)(赤字は前の案からの変更差分になります)
docs.google.com
その他、経緯などについては前回のブログ記事も参照いただければと思います。
また、変更のきっかけとなったフィードバックでの提案ありがとうございます!

合わせて、その他のクラスの状態変化系のラウンド数も上方修正しています。
スリーピング(メイジ)、ポーレン(ドルイド)を1/3-1から1/3に変更しました。

バード、メイジ、ドルイドが6/30までステータスリセットを名誉点1点に変更していますので変更されたスキルを試してみていただければ幸いです。

旧通常版(Silverlight版)終了のお知らせに向けての表示

Silverlightが2021年10月12日を持ってサポートが終了になります。
それに伴い旧通常版は提供を続けるのは難しくなるため、サポート停止となります。
旧通常版にその旨を記載しましたので、お手数ですが新通常版への移行に向けて早めの移行とフィードバックをしていただけると助かります!。。

Silvelrightの終了については以下を参照ください。
support.microsoft.com

ボードの表示、編集まわりを改善について

6月はボードの表示・編集まわりの提案いただいた内容をはじめ、いくつか改善をしようと思っています。
一旦来月末までを作業区切りと考えており、どこまでできるかは未定ですがお待ちいただければ幸いです!

チップの色や進行不可をチップオブジェクトなしでも可能にする。

色や進行不可を指定するためにチップオブジェクトを用意しないといけないのが不便なためチップ配置時に指定できるようにできればと思っています。

あわせて、進行不可であるということをプレイヤーがわかるようにマウスオーバーなどで判断できるようにできればとも思っています。

一時チップか初期チップかの可視化

チップが配置されてると思ったがテストプレイや初期化すると消えている、という現象を減らせればと思いました。
コマンドや他のプレイヤーが参加しているときに配置したチップは一時チップとなるのですが、マスターがそれらを判別できるようにしたいと思っています(アウトラインにも追加)

オブジェクト配置時の「種類」をデータベースでのデータ作成時に移動

配置時に種類を間違えておいてしまうことが多々あるので、データベース作成時に「静的オブジェクト」というチェックボックスで指定するように指定、オブジェクト配置時には種類を選択しないようにできればと思っています。
(ガーゴイル(普段石像で動き出す)みたいな表現のために配置時に指定できるようにしていたのですが、そのために配置時に毎度指定するのは不便に感じました)

オブジェクトの情報表示

タグの表示方法やコマの下部の名前の表示などはオプションで切り替えられるようにできればと思っています。

オブジェクトのコマの連結、サイズ、種類

(静的)オブジェクトの長机などを表現するときにちぎれてしまうが気になるので、連結できないかと考えています。
それから、2x2のコマや、コマのアイコンの種類も用意できないかと思っています。

電気通信事業法を申請しました

無知で恐縮だったのですが、以下のブログを見かけて
zenn.dev
1対1の非公開チャットができるサービスの場合、法人でなくても申請が必要だったとのことで遅ればせながら申請しました。。。

事業なのか?と言われると、エンジニア1人も食べさせられない現状だと悩ましいところなのですが、そのうちチームを養っていけれるくらいになれれば良いですね。。。
(良いもの創る、あるいは継続してサービスを提供をしていくためにも!)

以上、今後とも宜しくお願いいたします。